更新日時 2020年03月01日

紀淡海峡に浮かぶ南国の別天地友ヶ島
 友ヶ島は、和歌山県和歌山市加太に属し、紀淡海峡(友ヶ島水道)に浮かぶ無人島群。瀬戸内海国立公園の一部。「友ヶ島」は地ノ島、神島、沖ノ島、虎島の総称。 以前は、沖ノ島内を自家発電で賄っていた(沖ノ島内の軍用に使用されていた発電所を保守しながら使用していた)為、22時になると電力供給が停まっていた。しかし、関西国際空港の開港で航空路上となったことで、航空保安無線施設を沖ノ島内の第3砲台・鷹巣山展望台近くに建設がきまったものの、従来の自家発電ではこの電力を賄えきれないため、対岸の加太地区淡嶋神社近くより海底を経由して南垂水地区までの電力ケーブルが関西国際空港開港前の1993年(平成5年)に開通した。これにより、航空保安無線施設だけでなく、島内の必要施設にも電力がいきわたることとなった。さらにこのことは、時間の制限がなく、安定した電力が供給されることにも繋がった。なお、本土からの電力供給開始に伴い、島内の自家発電設備は使用停止となった。
@友ヶ島(沖ノ島全景。)
@友ヶ島の友ヶ島灯台。
@友ヶ島の友ヶ島灯台。
A友ヶ島の第2砲台。
B友ヶ島の蛇ヶ池。
C友ヶ島の鷹巣山展望台。
 D友ヶ島の航空保安無線施設跡。超短波全方向式無線標識施設(VHF omni-directional radio range、VOR)は、VHF帯(超短波帯)の電波を用いる航空機用無線標識。
 E友ヶ島の虎島。虎島は、沖ノ島北東部に連なる陸繋島である。沖ノ島の北東に繋がる虎島に通じる通路は台風により崩落しており、満潮時は水没する。観念窟・序品窟・堡塁跡・石切り場跡など。石切り場ではコダイアマモの化石もある。
F友ヶ島の野奈浦桟橋。
F友ヶ島の野奈浦桟橋。この日は結構混んでいて臨時便が出ていた。
F友ヶ島の野奈浦桟橋から出航する友ヶ島汽船のフェリー。
F友ヶ島案内センター。
 F友ヶ島の要塞砲弾:この砲弾は、友ヶ島「第三・第四砲台」に配備された大砲(8インチ砲)の弾丸です。大砲は昭和20年8月終戦後に破壊されましたが明治後期に造られた煉瓦造りの要塞建物は現在島内6カ所に健在で明治時代の昔日の面影を残しています。
F友ヶ島の倉庫?腰壁は焼きすぎ煉瓦でイギリス積みで積まれている。
F友ヶ島のドクターヘリの発着場所。
F友ヶ島の神島。
G友ヶ島には所々横穴が開いている。
H第3砲台の将校宿舎跡ルートの分岐点。
H友ヶ島には所々横穴が開いている。
I探照灯跡への道の脇に御影石の石柱が残る。石柱は黒く塗られている。
J探照灯跡。
J探照灯跡室内内部の煉瓦が白く塗られている。
J探照灯跡室内の奥の立坑。
J探照灯跡の反対側に煉瓦の階段が残る。
J探照灯跡の反対側の煉瓦階段に堺煉瓦の刻印
K第3砲台跡入口。
K将校宿舎跡。
K将校宿舎跡の日本煉瓦の刻印
K将校宿舎跡又は倉庫?。
K将校宿舎跡又は倉庫?の貝塚煉瓦の刻印
L将校宿舎跡と第3砲台跡を繋ぐ隧道。
L第3砲台の弾薬庫跡。
L第3砲台の弾薬庫跡。
L第3砲台の弾薬庫跡。
L第3砲台の弾薬庫跡。
L第3砲台の弾薬庫跡。
L第3砲台の弾薬庫跡。
L第3砲台の弾薬庫跡。
L第3砲台跡に抜ける通路。
L第3砲台跡に抜ける通路。
M第3砲台跡。
M第3砲台跡から弾薬庫に繋がる隧道。
M第3砲台跡。
N旧トイレ跡。
N旧トイレ跡内部。
 D友ヶ島の航空保安無線施設跡。超短波全方向式無線標識施設(VHF omni-directional radio range、VOR)は、VHF帯(超短波帯)の電波を用いる航空機用無線標識。
 C沖ノ島の鷹巣山展望台付近に参謀本部測量局(後の陸地測量部、国土地理院の前身)により明治18年に設置された一等三角点『友ケ島』(重点整備点)がある(標高 119.71 m、北緯34度16分50.9161秒東経135度0分21.2704秒)。
C沖ノ島の鷹巣山展望台。
O旧海軍聴音所跡と池尻広場との分岐点に建物の煉瓦基礎が残っている。
O旧海軍聴音所跡と池尻広場との分岐点に建物の煉瓦基礎に和歌山煉瓦の刻印
P旧海軍聴音所跡。
P旧海軍聴音所跡内部。
P旧海軍聴音所跡に和歌山煉瓦の刻印
Q池尻広場。
Q池尻広場の旧トイレ跡(同じ様な形式のトイレ跡が各所にありますね)
Q池尻広場の旧トイレ跡。
R境界杭。
R運輸省用地境界杭(灯台の境界杭)
R第1砲台跡の入り口。
R友ヶ島灯台。
R第1砲台跡。
R第1砲台跡。
R第1砲台跡。
R第1砲台跡。
S第2砲台跡。
S第2砲台跡。
S第2砲台跡。
S第2砲台跡。
S第2砲台跡の大砲の想像図。
@冨士屋別館廃屋。
@冨士屋別館廃屋。
@冨士屋別館の脱衣所及びコイン式ホットシャワー。
 A池尻浜のバイオトイレ。屎尿の汲み取りが出来ないため杉のチップを用いて微生物の働きによって汚物を分解し、それによって作り出された液によって便器を洗浄して再利用する、自立循環型の「バイアニクストイレ」を採用している。水を一切使用しないため、洗浄液は「木質の灰汁色」となっている。
B池尻浜の築堤山側は谷になっている。
B池尻浜の築堤山側は谷になっている。
C落石の後に防護柵を設置したようだ。
D排水設備の暗渠?次回来る機会があれば探索したい。
D第5砲台跡の宿舎でも有ったのか?
E第5砲台跡の門柱。
E第5砲台跡のトイレ。
E第5砲台跡。
E第5砲台跡。
E第5砲台跡。弾薬庫の部屋の奥が球面になっている。
E第5砲台跡。
E第5砲台跡。
F海に家(うみのや)廃屋ではなさそうだ。夏場だけの営業か?
F煉瓦構造物の建物が残る。
F煉瓦構造物の建物が残る。
 F廃屋。瀬戸内海国立公園に指定されてから南海電鉄グループにより観光開発が行われた。系列の南汽観光により加太港 - 沖ノ島間の航路が開設され、キャンプ場やバンガロー村として夏場は賑わっていたが、2000年頃には観光客数が最盛期の1/5まで減少したため、南海電鉄は2002年3月末に全ての友ヶ島観光事業から撤退した。今でも島内の何箇所かで電灯柱にて「南海」の表記や看板などにも南海電鉄の文字が見受けられる。
F廃屋。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『和歌山市』を掲載」