更新日時 2016年04月08日

ローカル線の旅 鶴見線
 鶴見線(つるみせん)は、以下の路線から構成される東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。神奈川県横浜市鶴見区の鶴見駅から神奈川県川崎市川崎区の扇町駅までの本線。神奈川県横浜市鶴見区の浅野駅から分岐して海芝浦駅までの支線。神奈川県川崎市川崎区の武蔵白石駅(運転上は安善駅)から分岐して大川駅までの支線。東京地区の電車特定区間(E電)の路線の一つであり、鶴見から横浜・川崎市内の京浜工業地帯へ向かう短い路線である。路線データに示す3つの路線から構成されている。沿線は工場が多く、旅客列車はそれらの工場への通勤客が主に利用する。また旅客列車のほか、貨物列車が日本貨物鉄道(JR貨物)によって運転されている。ラインカラーは黄色で、車体色や旅客案内に使用されている。全線が旅客営業規則における大都市近郊区間の「東京近郊区間」、およびIC乗車カード「Suica」の首都圏エリアに含まれている。
鶴見線駅一覧
鶴見駅 - 国道駅 - 鶴見小野駅 - 弁天橋駅 - 浅野駅 - 安善駅 - 武蔵白石駅 - 浜川崎駅 - 昭和駅 - 扇町駅
海芝浦支線 : 浅野駅 - 新芝浦駅 - 海芝浦駅
大川支線 : 安善駅 - (武蔵白石駅) - 大川駅
 鶴見駅(つるみえき)は、神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。京浜東北線と鶴見線の間にある中間改札口。
 鶴見駅は鶴見線がかつて私鉄の鶴見臨港鉄道であった名残が色濃く残る。鶴見線は京浜東北線が発着する地平ホームではなく、西口側高架ホームに発着する。頭端式ホームで、乗換改札側から3・4番線と付番されている。また、鶴見線に乗車するには乗換改札を通過する必要があり、乗越精算はここで行う必要がある。もともとは私鉄であったゆえの乗換改札であったが、国鉄時代の昭和46年(1971年)に経営合理化の一環として鶴見駅を除く鶴見線全駅が無人化されたことから、ここで検札を行う必要が生じたためそのまま残っているものである。電車は朝ラッシュ時の一部電車を除き、乗換改札側の3番線に発着する。
 205系電車(205けいでんしゃ)は、1985年(昭和60年)に登場した直流通勤形電車。当初は日本国有鉄道(国鉄)により、また国鉄分割民営化後は東日本旅客鉄道(JR東日本)と西日本旅客鉄道(JR西日本)により設計・製造された。鶴見線向け(1100番台)クモハ204形1100番台。2003年に投入された。先頭車はすべて中間車から改造(クハは全車元埼京線、モハ・クモハは元山手線)の2M1Tの3両編成。先頭車のみが1100番台に改番されたため、ユニット間での車号が異なっているが、同一番号の車両を種車としている。長時間の停車を考慮して、1000番台と同等の「3/4閉スイッチ」を装備する。また、南武支線向け同様クモハ204形の補助電源装置はSIVである。
 鶴見線の高架下に国鉄労組横浜支部の看板が残る。 鶴見線の総持寺架道橋。
 鶴見駅を発車すると、しばらくの間は高架上を走行する。間もなく右手に曹洞宗大本山総持寺が現れると、線路中央に旧本山駅のホーム遺構が現れる。本山駅(ほんざんえき)は、神奈川県横浜市鶴見区にあった鶴見臨港鉄道の駅(廃駅)である。正式には、本山停留場(-ていりゅうじょう)と称した。現在のJR鶴見線鶴見~国道間にあった。現在でもホームと階段が残っており、鶴見線の列車内からも確認できる。廃止後、高架下は川崎鶴見臨港バスの車庫となっている。
川崎鶴見臨港バス鶴見駅前車庫。旧本山駅のホームへ上がる階段の下側が見える。
 左にカーブし横須賀線・京浜東北線・東海道本線・東海道貨物線・京浜急行線をトラス橋でオーバークロスし、国道15号(第一京浜)を跨いだところで国道駅に到着する。
 国道駅(こくどうえき)は、神奈川県横浜市鶴見区生麦五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線の駅である。1949年(昭和24年)の黒澤明作品『野良犬』をはじめ、現在でもしばしば映画・ドラマのロケ地として使用される。高架下が異様なムードを醸し出す駅として、紹介されることもある。駅構内は建設当初から、全く改築されていない。建物正面右の角の中段(ちょうど歩行者信号の右側あたり)の外壁の凹凸は、第二次世界大戦中の米軍による空襲においての機銃掃射の銃弾の痕である。
 国道駅構造は相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、ガード下の通りには昭和初期の風情が漂う。無人駅で自動改札機も未設置だが、簡易Suica改札機の設置駅。ホームがカーブしており、電車との間に隙間が発生するほか、電車の進入時に警報音が鳴る。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。
鶴見線、国道駅 - 鶴見小野駅間の鶴見川橋梁。
鶴見線、国道駅 - 鶴見小野駅間の下野谷架道橋。
鶴見線、国道駅 - 鶴見小野駅間の鶴見小野踏切より撮影。
 鶴見小野駅(つるみおのえき)は、神奈川県横浜市鶴見区小野町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線の駅である。
 鶴見小野駅構造は相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。踏切に隣接していて、上りと下りで別の駅舎が使用されており、構内で互いのホームを行き来することはできない。無人駅となっているが、駅員が臨時的に改札業務を行っていることがある。簡易Suica改札機設置駅。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。
鶴見線、鶴見小野駅 - 弁天橋駅間の河口踏切より撮影。
鶴見線、鶴見小野駅 - 弁天橋駅間の旭ガラス踏切より撮影。
 弁天橋駅(べんてんばしえき)は、神奈川県横浜市鶴見区弁天町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線の駅である。鶴見小野駅側に車庫(鶴見線営業所)もあり、当駅が始発・終着となる列車も多い。
 弁天橋駅構造は島式ホーム1面2線を有する地上駅である。改札口付からホームには構内踏切を渡る。簡易Suica改札機が設置されている。改札を出てすぐ右手にはキヨスクがあったが、現在は閉店した。無人駅だが、駅の事務室は鶴見線営業所の乗務員詰所として使用されている。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。
鶴見線、弁天橋駅 - 浅野駅間。
鶴見線、弁天橋駅 - 浅野駅間。
 浅野駅(あさのえき)は、神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線の駅である。鶴見駅と扇町駅を結ぶ本線から、海芝浦駅方面へ向かう支線(海芝浦支線)が当駅で分岐する。
 浅野駅構造は扇町駅方面と海芝浦駅方面の線路が駅の手前で分岐している。扇町駅方面は島式ホーム1面2線、鶴見行きの列車は、扇町方面発列車と海芝浦方面発列車で、発車番線が異なるので注意が必要である。扇町方面のホームはそれほど広くな。両線のホームの間に駅舎がある。他の鶴見線のほとんどの駅と同様に無人駅である。簡易Suica改札機設置駅。駅舎は3番線に繋がっている。ホーム間は全て構内踏切で繋がっている。便所は駅舎に設置されており(券売機の裏手)、男女別の水洗式である。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。
海芝浦駅方面は相対式ホーム2面2線の地上駅。
海芝浦方面のホーム、特に下りホームは非常に広い。
鶴見線、海芝浦支線、浅野駅 - 新芝浦駅間の末広第2踏切より撮影。
鶴見線、海芝浦支線、浅野駅 - 新芝浦駅間。
鶴見線、海芝浦支線、浅野駅 - 新芝浦駅間。鶴見線動画リンク
 新芝浦駅(しんしばうらえき)は、神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)鶴見線(海芝浦支線)の駅である。
 新芝浦駅構造は相対式ホーム2面2線をもつ地上駅で、東側のホームに上り列車(浅野方面)が、西側のホームに下り列車(海芝浦方面)が発着する。2つのホームにはそれぞれ上屋があり、駅舎は東側のホームの海芝浦方にある。西側のホームは運河に面し、駅舎へ海芝浦方の端から構内踏切が伸びている。東側のホームと駅舎との間は数段の階段で結ばれている。駅舎は木造一階建ての建物であるが、内部は出札口をうめて作られた自動きっぷ売り場が隅にあるのみで、その中央部に簡易Suica端末と集札箱が置かれている。かつては駅舎の中にキヨスクがあったが後に撤去された。無人駅である。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。
 新芝浦駅では、臨時車扱貨物を取り扱っている。定期貨物列車の発着は無いが、海芝浦駅方面に向けて東芝京浜事業所へ続く専用線が存在し、工場で生産された、あるいは工場に入荷する変圧器などの大型機器を輸送するために、特大貨物輸送列車(大物車を使用)が発着することがある。シキ1000形は、1975年(昭和50年)から製作された、日本国有鉄道(国鉄)および 日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を有する 55 t 積の貨車(大物車)である。2011年1月31日に東芝に大型変圧器を搬入した様だ。
 新芝浦駅から海芝浦方面へは単線になっている。一見複線に見えるが、海芝浦駅に向かって右手の線路は東芝京浜事業所の専用線へと繋がる授受線である。ここでJR貨物と東芝との間で貨車の授受が行われる。ホームから海芝浦駅に向かって左手の線路が海芝浦支線の本線、その右手にある線路が東芝京浜事業所の専用線に繋がる授受線である。授受線から専用線構内の入換は東芝が所有するスイッチャーが行う。
鶴見線、海芝浦支線、新芝浦駅 - 海芝浦駅間。
鶴見線、海芝浦支線、新芝浦駅 - 海芝浦駅間。
鶴見線、海芝浦支線、新芝浦駅 - 海芝浦駅間。
 海芝浦駅(うみしばうらえき)は、神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線(海芝浦支線)の駅。海芝浦支線の終着駅である。東芝京浜事業所の敷地内にあり、駅の出口がそのまま工場の門になっているため、基本的に東芝の社員や関係者で社員証か入門許可証を所持している者や許可を受けた者しか駅から出ることができない。そのため、事実上「出られない駅」として有名である。事業所に用事のある外訪者は、新芝浦駅で下車し、京浜事業所の正門に回るように守衛から誘導される。
 改札外に出られなかったので、駅構内より撮影。社員IDカード用の自動改札機が設置され出られない。警備員にカメラを渡して改札外から撮影してと要望したが断られた。ケチ(笑)  守衛に改札外からの撮影の許可を求めたが許可されず、出られなかったのでウィキペディアより写真を拝借。2007年4月当時は社員IDカード用の自動改札機は無かったようだ。
 海芝浦駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。終点側の端に改札口があり、自動券売機、簡易Suica改札機のみが置かれている。ホームが海(京浜運河)に面しているという非常に珍しい駅である。ホーム上には一部屋根がある。基本的に一般客の入出場はできないが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われている。なお、「降りることが出来ない」または「改札口を出場する事が出来ない」と勘違いされることもあるが、切符回収箱や簡易Suica改札機・自動券売機が設置されているため、「形式上の」下車や、改札口の出場は可能である。ホームには、切符は守衛前の自動券売機で購入するよう案内する張り紙がされている。
記念に購入した切符。
 海芝公園(うみしばこうえん)は、海芝浦駅に隣接する私設公園。東芝京浜事業所が敷地の一部を使用し、運営・管理している。入園無料、開園時間は9:00 - 20:30。東芝が当駅の待合客に憩いの場を提供したい、との考えから、敷地の一部を整備し「海芝公園」と名付け、1995年(平成7年)5月に開園し、一般市民に開放している。その後、清涼飲料水の自動販売機も置かれるようになった。2003年(平成15年)3月、東芝のグループ会社である東芝プラントシステムが開発したマイクロ風力発電システム「ウインドフラワー」の商用一号機が設置され稼動している。2006年(平成18年)5月、横浜市が2005年(平成17年)に提唱した「京浜の森づくり末広地区協働緑化宣言」に同社が賛同したことによる活動の一環として、海芝公園の拡張整備を行った。2007年9月の台風9号で大きな被害を受けたため一時閉鎖されていたが、2007年10月20日より再開されている。この場所からの眺望は、東京湾が一望でき鶴見つばさ橋など見晴らしがよいこともあり、地域住民の散歩・見学の場となっていたり、小学校の写生に使用されたり、2000年代においては女性・カップル・家族連れにも人気のある場所となっている。夜景の眺めもきれいと評判であり格別であるが、公園発着の交通手段が鶴見線のみであるため、当駅発の最終電車には十分注意する必要がある。土休日ダイヤ時は公園の閉園(20:30)から25分後の20:55が当駅発の最終電車であるため、夜景見物で公園を訪れた際は、閉園後は速やかに鶴見駅方面に向かう必要がある。
鶴見線、浅野駅 - 安善駅間の第3橋梁。
鶴見線、浅野駅 - 安善駅間の安善通り踏切より撮影。引き込み線(廃線)跡が見える。
  ①鶴見線、浅野駅 - 安善駅間の安善通り踏切より撮影。安善構内は貨物の取扱があるため入換線が広がっており、米軍燃料輸送用のタンク車がよく停まっている。
 安善駅(あんぜんえき)は、神奈川県横浜市鶴見区寛政町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)鶴見線の駅。大川駅(大川支線)へ向かう列車は、当駅で鶴見駅 - 扇町駅間の本線から分岐する。駅名の由来は安田財閥創業者であり、鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道を支援した安田善次郎にちなんで付けられた。
 安善駅構造は島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。駅舎側からのりばは順番に1番線、2番線となっており、ホームと駅舎との間は構内踏切で連絡している。無人駅で自動券売機(Suica対応)、簡易Suica改札機設置駅。以前はトイレが設置されていたが、現在はトイレが無い。貨車入換作業用の側線が数本あり、構内は広い。大川支線の本来の分岐駅は隣の武蔵白石駅であるが、武蔵白石駅にはホームが無く、浜川崎方面と大川方面とを行き来する場合は当駅で乗り換えることになる。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。
 安善駅では、専用線発着車扱貨物を取り扱っている。旧・浜安善駅へ続く側線があり、この側線から、当駅に隣接する在日米軍鶴見貯油施設エリアllへ続く専用線と、浜安善駅付近にあるエリアlへ続く専用線がそれぞれ分岐している。専用線はジェット燃料輸送に使用されており、拝島駅まで貨物列車(通称「米タン」)が運行されている。
専用線の安善駅 - 旧・浜安善駅間の日石踏切より撮影。
専用線の安善駅 - 旧・浜安善駅間の東亜建設踏切より撮影。
専用線の安善駅 - 旧・浜安善駅間の境運河?の橋梁。
専用線の安善駅 - 旧・浜安善駅間の三栄レギュレーター専用踏切より撮影。
専用線の安善駅 - 旧・浜安善駅間のニヤクコーポレーション踏切より撮影。
 専用線の安善駅 - 旧・浜安善駅間のエクソンモービル鶴見潤滑油工場へ続く専用線が分岐していた。エクソンモービル専用線は2002年頃まで潤滑油輸送に使用されていた。
専用線の安善駅 - 旧・浜安善駅間の日石カルテックス踏切より撮影。
 浜安善駅(はまあんぜんえき)は、かつて神奈川県横浜市鶴見区安善町2丁目に存在した日本国有鉄道(国鉄)鶴見線石油貨物支線の貨物駅。前身の鶴見臨港鉄道時代には旅客営業も行っていた。駅は廃止されているものの、安善駅~当駅間の路線は安善駅構内側線扱いとして現存する。
 浜安善駅は、淡い水色の小さな駅舎をもつ地上駅で、廃止後もしばらくはそのまま残っていた。在日米軍施設の通用門が近く、ここへ訪れた人が列車の来ない駅舎跡を疑問に思うことがあるらしい。駅舎は2009年中に解体され、現存しない。駅周辺にある、昭和シェル石油横浜事業所やエクソンモービル鶴見潤滑油工場、在日米軍鶴見貯油施設エリアl・エリアllへ続く専用線が分岐していた。エクソンモービル専用線は当駅廃止後の2002年頃まで、潤滑油輸送に使用されていた。鶴見貯油施設エリアl・エリアllに続く専用線は現在も使用されている。かつては石油駅という珍しい名称の駅であった。これは、石油精製工場が付近にあることに由来している。
在日米軍鶴見貯油施設エリアlへ続く専用線が分岐。
在日米軍鶴見貯油施設エリアlの貨物列車(通称「米タン」)
在日米軍鶴見貯油施設エリアl。
鶴見線、安善駅 - 武蔵白石駅間の境運河の第4橋梁。
鶴見線、武蔵白石駅手前の大川支線分岐部の0キロポスト。
 武蔵白石駅(むさししらいしえき)は、神奈川県川崎市川崎区白石町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線の駅である。当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。大川支線の始点・分岐駅で、構内で大川駅へ向かう路線が分かれていく。現在は大川支線のホームがなく、隣の安善駅が運転上の分岐駅となっているが、正式には現在でも当駅を通過している扱いであり、鶴見方面から大川までの定期券でそのまま当駅を乗降可能である。
 武蔵白石駅構造は相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。駅舎は北側にあり、扇町方面ホームに直結していて、2つのホームは構内踏切で連絡している。ホーム上に一部屋根がある。ホームの扇町よりは一部高さが低くなっている。扇町方面のホームはやや狭い。駅の南側を大川支線がかすめている。無人駅で自動券売機(Suica対応)、簡易Suica改札機設置駅。駅舎に入って右手へ線路沿いの細い通路を行ったところにトイレがあるが、あまり目立たない。

写真は『ウィキペディア(Wikipedia)』より。
 旧大川支線ホーム:かつては大川支線にもホームがあった。鶴見線本線から大川支線へのほぼ90度曲がる急カーブ上にあり、行き止まり式の3番線と通過可能な4番線が存在したが、3番線は17メートル車1両分しかなく、4番線も17メートル車2両分程度の長さしかなかった。また、鶴見線本線へ繋がる4番線でホームが支障し、車両限界の関係で20メートル車が通過できなかったため、17メートル車のクモハ12形が長らく使用されていたが、当該系列は旧形国電であり老朽化が激しいなど問題が多かった。このため20メートル車の入線を可能にすべく、当駅の大川支線ホームを撤去することとなり、同時にクモハ12形は103系に置き換えられている。なお、「カーブが急で20メートル車では曲がりきれないために、ホームを撤去しカーブを緩くした」という記述がよく見られるが、ホームが撤去されただけで、実際はカーブ自体には手は加えられていない。そもそも、このようなホームになったのは、2番線ホームの後ろに川崎貨物駅から安善駅に向かう貨物線の線路があり、反対側も民有地が迫っていて拡張することができなかったためであり、それは現在も変わっていない。
鶴見線、武蔵白石駅 - 大川駅間。
鶴見線、武蔵白石駅 - 大川駅間の日本鋳造踏切より撮影。
鶴見線、武蔵白石駅 - 大川駅間の日本道路踏切より撮影。
鶴見線、武蔵白石駅 - 大川駅間の第5橋梁。
鶴見線、武蔵白石駅 - 大川駅間の日本硝子踏切より撮影。
鶴見線、武蔵白石駅 - 大川駅間の日本硝子踏切付近より分岐していたと思われる。
 大川駅(おおかわえき)は、神奈川県川崎市川崎区大川町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)鶴見線(大川支線)の駅である。大川支線の終着駅。当駅への旅客列車は朝晩のみの運行であり、日中は8時間ほど運行がない。2009年3月14日のダイヤ改正でさらに本数が減り平日1日9往復、土曜・休日は3往復のみとなった。以前はここまで本数が少なくはなく、昭和50年代には日中の運転もあり、土曜・休日でも毎時1 - 2本の運転があった。なお、列車がない時間でも、隣駅の武蔵白石駅へ徒歩約10分でアクセスできるほか、駅前にバス停のある川崎鶴見臨港バスの路線が利用できる。当駅を出た列車は武蔵白石駅構内を通過し安善駅に停車するが、かつては武蔵白石駅にも停車していた。ただし運賃計算上は、現在でも武蔵白石駅は大川支線の電車の通過駅扱いであり、当駅と浜川崎方面と行き来する場合、列車は安善駅で乗り継ぐことになるが、武蔵白石駅で接続するものとして運賃を計算する。この場合、安善 - 武蔵白石間は区間外の飛び出し乗車となるが、「特定の分岐区間に対する区間外乗車の特例」にあたり、安善駅で途中下車しない限り運賃を払う必要はない。当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。
 大川駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎およびホームは線路の西側に配置されている。ホームに面した線路以外にも側線があるが、貨物扱いがなくなったため使用されていない。無人駅。武蔵白石と反対側のホームの端には、出札口しかない木造の簡易な駅舎が設けられている。出札口に埋め込まれた自動券売機が1台と、簡易Suica改札機が設置されている。かつては首都圏最後の旧形国電クモハ12系が単行で武蔵白石との間を行き来していた。20m級車両の103系に置き換えられた際、他の鶴見線の車両と共通運用の3両編成となり、列車の長さが従来に比べ大きく伸びたため、ホームを継ぎ足した跡(延長部分に鉄板を張っている)が残る。駅構内の脇には桜の木があり、春の見ごろを迎えると一斉に満開となり、利用者の目を楽しませてくれる。
大川駅構内の踏切より撮影。
 JR貨物の駅は、臨時の車扱貨物の取扱駅である。2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正で、貨物列車の設定(末期は臨時専用貨物列車のみ)が無くなった。
 列車設定廃止まで、旅客ホーム脇の側線から分岐し駅東側の昭和電工川崎事業所へ至る専用線が存在した。液体塩素を積むタキ5450形が扇町駅から工場へ輸送されていた。末期は週に2・3回、1回につき2両程度の到着があった。入換作業は、配線の都合上「手押し」で移動させるという珍しい手法をとっていた。作業は神奈川臨海鉄道がJR貨物より受託して行っていた。間近に貨物車両の入れ替え作業を見ることのできるスポットとして人気があった。
大川駅西側にある日清製粉鶴見工場へ至る専用線も存在した。
 日清製粉鶴見工場で生産された小麦粉の発送をタキ24700形を用いて輸送していたが、専用トラック輸送に順次切り替えられ、1997年6月30日の岩沼駅への発送をもって廃止された。
 最盛期は、高崎駅、宇都宮駅、館林駅などの駅に隣接する工場へ、ホキ2200形を使用する穀物輸送も行われていた。
鶴見線、 武蔵白石駅 - 浜川崎駅間の武蔵白石踏切より撮影。
鶴見線、 武蔵白石駅 - 浜川崎駅間。
鶴見線、 武蔵白石駅 - 浜川崎駅間。浜川崎の高架経由で川崎貨物駅へ向かう廃線跡。
鶴見線、 武蔵白石駅 - 浜川崎駅間。富士電機川崎工場間の吊り上げ式橋梁。
鶴見線、 武蔵白石駅 - 浜川崎駅間の竹の下踏切より撮影。
鶴見線、 武蔵白石駅 - 浜川崎駅間。
 浜川崎駅(はまかわさきえき)は、神奈川県川崎市川崎区南渡田町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
 浜川崎駅構造は南武線と鶴見線の駅は、道路を挟んで別の駅になっている。どちらの旅客駅も無人駅で、南武線側は尻手駅が、鶴見線側は鶴見駅が管理している。切符(普通乗車券)で乗り換えても、浜川崎で途中出場した事にはならない。当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。どちらの駅の改札にも、Suicaの利用が可能な自動券売機および簡易Suica改札機が設置されている。なお、ICカードのSF部分を利用し当駅で乗り換える場合はいったん改札を出ることになるが、都内の地下鉄に存在する一度改札を出る構造の一部乗換駅とは異なり、当駅の簡易Suica改札機には触れずに乗り換える必要がある。南武支線の浜川崎到着時の車内放送や、南武線・鶴見線両駅舎の簡易Suica改札機が設置されている場所では、この注意喚起を行っている。両路線はいずれも島式ホーム1面2線の地上駅で、南武線側に1・2番線、鶴見線側に3・4番線の番号がふられている。鶴見線の駅には跨線橋がありこの上に改札がある橋上駅の体をなす。跨線橋を北側に渡ると一般道・南武線に通じる出入り口がある。跨線橋の南側にはJFEスチール東日本製鉄所専用の出入り口も設けられている。南武線は鶴見線に直交する形で駅が設けられている。1番線側には川崎新町方面とJR貨物浜川崎駅構内・鶴見線扇町方面とを結ぶ連絡線が通っているが、停車する旅客列車はなく柵が設けられている。列車が停車する2番線は、終端部が車止めとなっている頭端式となっており、その先に改札口が設けられている。トイレは南武線側ラッチを入って左手にあり、鶴見線側には無い。
 南部線浜川崎駅に放置されている大船保線区所属の404号軌道モーターカー。TMC200A富士重工製。エンジンは過給機付きで定格出力136kW(185PS)です。自重11.4t。レストアして自宅に飾りたいですね。もらえないかな?移設費用は100万円ぐらいするのでしょうね。
鶴見線、 浜川崎駅 - 昭和駅間。JR貨物浜川崎駅構内。
JR貨物浜川崎駅からデイ・シイ川崎工場へ分岐していた廃線跡。
鶴見線、 浜川崎駅 - 昭和駅間。
鶴見線、 浜川崎駅 - 昭和駅間の東亜石油扇町工場へ分岐する支線。現役のようだ。
 ⑤鶴見線、 浜川崎駅 - 昭和駅間の昭和駅手前より貨物線から分岐して道路を横断し、東亜石油京浜製油所へ続く専用線が分岐しているが、浜川崎駅分岐の扱いとなっている。
 ⑤鶴見線、 浜川崎駅 - 昭和駅間の東亜石油京浜製油所へ続く専用線からDE10-1554がタキを牽引。
 ⑤鶴見線、 浜川崎駅 - 昭和駅間の東亜石油京浜製油所へ続く専用線からDE10-1554がタキを牽引。
 昭和駅(しょうわえき)は、神奈川県川崎市川崎区扇町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線の駅である。当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。
 昭和駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。無人駅で自動券売機(Suica対応)、簡易Suica改札機設置駅。ホームはかなりカーブしている。また、ホームの一部に屋根がある。ホームに面している線路に平行してもう一本走る線路は、浜川崎駅と扇町駅を結ぶ貨物線である。浜川崎駅~扇町駅間は鶴見線旅客列車の走る電車線とこの貨物線からなる単線並列区間で、複線ではない。
鶴見線、 昭和駅 - 扇町駅間の踏切より撮影。
鶴見線、 昭和駅 - 扇町駅間の踏切より撮影。
 扇町駅(おうぎまちえき)は、神奈川県川崎市川崎区扇町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)鶴見線の駅である。東海道本線の鶴見駅を起点とし京浜工業地帯を通る鶴見線の終着駅である。駅のある扇町地区は四方を運河に囲まれた地区で、化学工場が多く立地する。最盛期に比べれば数は減ったものの、企業が自らの貨物を輸送するために用いる専用線が駅に繋がっており、扇町駅はJR東日本による旅客営業のほかにもJR貨物による貨物営業も行われている。鶴見線は私鉄の鶴見臨港鉄道によって建設されたという経緯があるが、扇町駅も1928年(昭和3年)の開業当初は同社による経営であった。開業時は貨物専用の貨物駅であったが、1930年(昭和5年)より旅客営業も開始している。1943年(昭和18年)に国有化されて国有鉄道の運営となり、1987年(昭和62年)に民営化されJR2社の運営に移り現在に至っている。扇町駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。
 扇町駅構造はホームホームが地面に接する地上駅と呼ばれる構造である。旅客用のホームは1面、形式は単式ホームで、その片側(東側)に列車が発着する線路が1線のみ接する。ホーム上の一部には屋根があり、ホーム南端の先にある小さな駅舎にはSuica対応自動券売機と簡易Suica改札機が設置されている。貨物の取り扱いのための作業員がいるが、改札業務は行っておらず、旅客駅としては無人駅である。貨物列車が発着する線路は、旅客用ホームよりも北側にある。また、複数の専用線が構内から分かれている。ここから浜川崎駅までは単線並列区間で、旅客列車用の線路と貨物列車用の線路が並行する。
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