更新日時 2017年08月26日
有峰ダム(ありみねダム)は、富山県富山市有峰、一級河川・常願寺川水系和田川に建設されたダム。高さ140mの重力式コンクリートダムで、北陸電力の発電用ダムである。同社の水力発電所・和田川第一発電所・和田川第二発電所・有峰第一発電所・有峰第二発電所・有峰ダム発電所に送水し、合計最大53万4,170KWの電力を発生する。ダム湖(人造湖)の名は有峰湖(ありみねこ)という(ダム湖百選)。急流かつ豊富な水量を特長とする常願寺川水系の地形は水力発電に適したものである。これに着目した電力会社・越中電気は、1923年(大正12年)、常願寺川支流の和田川に水力発電所を完成させる。これが常願寺川水系では初の水力発電所となった亀谷発電所である。同時期、富山県は治水ならびに財政安定のためダムと水力発電所の建設を計画し、県営ダムとして有峰ダムの建設工事に着手。事業は第二次世界大戦の混乱で一時中止となったものの、戦後になって北陸電力が引き継ぎ完成させた。有峰ダムはその目的こそ水力発電であるが、豊富な貯水容量をもって刻々と変動する河川流量を安定化し、完成以来現在に至るまで治水・利水両面で大きく貢献している。 | |
ダム型式:重力式コンクリートダム 堤高:140m 堤頂長:500m 堤体積:1,568,000立米 流域面積:219.9Ku 湛水面積:512 ha 総貯水容量:222,000,000立米 有効貯水容量:204,000,000立米 利用目的:発電 事業主体:北陸電力 電気事業者:北陸電力 発電所名(認可出力) 和田川第一発電所 (27,000kW) 和田川第二発電所 (122,000kW) 有峰第一発電所 (265,000kW) 有峰第二発電所 (120,000kW) 有峰ダム発電所 (170kW) 施工業者:前田建設工業 着工年/竣工年:1956年/1959年 |
|
@有峰ダムの見張り所。 | |
@有峰ダムのダム湖。 総貯水容量:222,000,000立米 有効貯水容量:204,000,000立米 |
|
@有峰ダムの堤頂。 堤頂長:500m。堤頂はS字カーブをしている。堤頂は信号機で交互通行になっている。 |
|
A有峰ダムの堤頂。 堤頂長:500m。 |
|
A有峰ダムのダム湖。 総貯水容量:222,000,000立米 有効貯水容量:204,000,000立米 |
|
A有峰ダムのダム下流側。 | |
A有峰ダムの堤頂。 堤頂長:500m。 |
|
A有峰ダムのダム下流側。 | |
B有峰ダムの堤頂。 堤頂長:500m。 |
|
B有峰第一発電所取水塔有峰ダム左岸に追加された。 | |
C有峰ダムの堤頂。 堤頂長:500m。 |
|
C有峰ダムのダム下流側。 | |
C有峰ダムのダム下流側。 | |
D有峰第一発電所取水塔有峰ダム左岸に追加された。 | |
Dこの建物から冬季の歩道になっている。 | |
E有峰ダムの監視用の巡視船の格納庫。 | |
E有峰ダムの監視用の巡視船の格納庫。 | |
E有峰ダムの監視用の巡視船の格納庫。 | |
E有峰ダムの監視用の巡視船の格納庫。 | |
E有峰ダムの監視用の巡視船の格納庫から巡視船を降ろすケーブル。 | |
E有峰第一発電所取水塔有峰ダム左岸に追加された。巡視船を有峰ダム湖に降ろすワイヤーロープ。 | |
E有峰湖の巡視船。 | |
祐延ダムと有峰ダムの間の祐延ダムから1km程の林道小口川線で小熊を目撃しました。有峰ダムの帰りも同じ場所で目撃しましたので、この辺は熊の生息地帯と思われますので、徒歩での単独探索はお勧め出来ません。 | |
Copyright (C) 2006-2023 hotetu.net All Rights Reserved 外部から直接リンクで飛んできた方は右ホームページリンクへ http://www.hotetu.net/ 歩鉄の達人 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『富山市』を掲載」 |