更新日時 2017年09月09日

砺波市 小牧ダム
 小牧ダムは、富山県砺波市庄川町小牧にある水力発電用のダム(重力式コンクリートダム)。庄川水系のダムで関西電力が管理している。1925年に着工し、1930年に完成した重力式コンクリートダムで、完成当時は東洋一の高さを誇るダムであった。17ヶ所のダムゲートを設けて、ダム右岸にはエレベーター式魚道、左岸には木材運搬用のコンベアが設けられている。工学博士の物部長穂による「貯水用重力式堰堤の特性並びに其合理的設計方法」という耐震設計理論を初めて取り入れたダムで、後世のダム建設に大きく貢献したものである。2001年には、土木学会の土木学会選奨土木遺産に認定、2002年には河川用ダムとしては初めて登録有形文化財に登録された。また、2007年には経済産業省の近代化産業遺産(近代化産業遺産群「中部電源」の庄川の水力発電産業遺産)の登録を受けている。
ダム型式:重力式コンクリートダム
堤高:79.2m
堤頂長:300.8m
堤体積:289,000立米
流域面積:1,100ku
湛水面積:145.0ha
総貯水容量:37,957,000立米
有効貯水容量:18,858,000立米
利用目的:発電
事業主体:関西電力
電気事業者:関西電力
発電所名:小牧発電所
認可出力:85,600kW
施工業者:加藤組
着工年/竣工年:1925年/1930年
@小牧ダムの堤頂。
堤頂長:300.8m。
A小牧ダムのダム湖。
総貯水容量:37,957,000立米
有効貯水容量:18,858,000立米
A小牧ダムの堤頂。
堤頂長:300.8m。
B小牧ダムの下流側。
B小牧ダムの堤頂。
堤頂長:300.8m。
B小牧ダムの下流側。
ラジアルゲート1門から放流されている。
C小牧ダムの堤頂。
堤頂長:300.8m。
C小牧ダム。
C左のコンクリート基礎部分は材木を降ろすコンベアの基礎跡。
D1922年にダム建設が認可されたが、ダム建設前の庄川では上流部で伐採された木材を下流部へ送るのが主流であった(流木)。庄川流域の木材業者は庄川を通して木材が送れなくなる可能性がありダムの建設には強く反対していた。そのため、木材業者の経営を保護する観点から、木材運搬用の施設および魚道をダムに取り付ける設計変更が行われ、1925年に小牧ダムはようやく着工された。
D関西電力 小牧ダムの看板。
D小牧ダムのダム湖。
総貯水容量:37,957,000立米
有効貯水容量:18,858,000立米
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『砺波市』を掲載」