更新日時 2020年01月07日

千葉県営 高滝ダム
 高滝ダムは、千葉県市原市の二級河川・養老川に建設されたダム。堤高24.5mの重力式コンクリートダムで、千葉県営の多目的ダムである。ダム湖の名称は高滝湖。堤高24.5mに対して堤頂長が379mと長い。また、堤体積が総貯水容量と比較して小さく、効率の良い貯水が可能となっている。1987年(昭和62年)から1989年(平成元年)にかけて行われた本ダムのコンクリート打設工事は、堤高が低く幅広の形状をしていることなどを考慮してベルトコンベヤ工法がとられた。この工法が用いられた例としては、小平ダム(北海道)と並ぶ初期のものであり、本州においては初の事例であった。 房総半島中部を貫流する養老川はしばしば氾濫して流域に被害を与えていたが、十分な河川改修が施されていなかったため、流域住民からは本格的改修が望まれていた。これに加え、京葉工業地帯発展に伴う人口増に対応すべく、利根川以外の河川水源開発も必要とされるようになり、多目的ダムの建設計画が立てられた。1958年(昭和33年)に建設候補地選定が行われ、1970年(昭和45年)4月から実施計画調査が開始。1974年(昭和49年)4月より建設事業が始まり、調査開始から20年後の1990年(平成2年)4月に完成した。
@高滝ダムの下流側から空撮。ユーチューブ動画リンク
@高滝ダムの下流側から空撮。
@高滝ダムの下流側。
A高滝ダムの堤頂。堤頂長379m。
A高滝ダムの堤頂。
A高滝ダムの洪水吐(鋼製ローラーゲート)
@高滝ダムの下流側。
@高滝ダムの小洪水吐設備(左)低水放流設備(右)
@高滝ダムの洪水吐(鋼製ローラーゲート)
B高滝ダムの右岸監査廊。
B高滝ダムの堤頂。堤頂長379m。
C高滝ダムの洪水吐(鋼製ローラーゲート)
C高滝ダムの洪水吐(鋼製ローラーゲート)と高滝湖。
C高滝ダムの洪水吐(鋼製ローラーゲート)と高滝湖。
C高滝ダムの洪水吐(鋼製ローラーゲート)と高滝湖。
D高滝ダムの洪水吐(鋼製ローラーゲート)と高滝湖。
D高滝ダムの高滝湖。
D高滝ダムの高滝湖。
E高滝ダムの高滝湖。
F高滝ダムの高滝湖。
F高滝ダムの高滝湖。
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