更新日時 2010年01月05日

廃線探索 くりはら田園鉄道-2
 くりはら田園鉄道株式会社(くりはらでんえんてつどう)は、かつて宮城県にあった第三セクター方式の鉄道会社である。1993年12月15日に、石越駅と細倉マインパーク前駅とを結ぶ栗原電鉄(くりはらでんてつ)の株式が、親会社の三菱マテリアルから沿線5町村(当時)に譲渡され、第三セクター会社となった。1995年4月1日に、社名を「くりはら田園鉄道株式会社」、路線名をくりはら田園鉄道線に改称したが、経営状態の悪化のため、2007年3月31日を以て、くりはら田園鉄道線を廃止し、会社は解散となった。現在では、駅舎などの建物は若柳、沢辺、栗駒、細倉マインパーク前駅を除き撤去されているが、線路はほぼ廃線時のまま残されている。
くりはら田園鉄道線(廃線)
石越駅 - 荒町駅 - 若柳駅 - 谷地畑駅 - 大岡小前駅 - 大岡駅 - 沢辺駅 - 津久毛駅 - 杉橋駅 - 鳥矢崎駅 - 栗駒駅 - 栗原田町駅 - 尾松駅 - 鶯沢駅 - 鶯沢工業高校前駅 - 細倉マインパーク前駅
 P杉橋駅(すぎはしえき)は、宮城県栗原市栗駒里谷にあったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅。2007年、路線の廃止に伴い廃駅となった。駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームには小さな待合室があるだけで、改札口、切符売り場、公衆便所等はなかった。駅の西の踏切からゆるい坂をのぼってホームに上がった。無人駅。
P杉橋駅をすぎると鳥沢川を渡るガーター橋にたどり着く。
P鳥沢川を渡る橋梁。くりはら田園鉄道の橋梁及び隧道は名前が書いていない物が多い。
 Q鳥矢崎駅(とやさきえき)は、宮城県栗原市栗駒里谷にあったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅である。2007年、路線の廃止に伴い廃駅となった。駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームには小さな待合室があるだけで、改札口、切符売り場、公衆便所などはなかった。駅の西にある踏切からゆるい坂を上ってホームに上がった。無人駅。
Rくりはら田園鉄道、鳥矢崎駅 - 栗駒駅間の廃線跡。15キロポスト、16と1/2キロポスト。
 S栗駒駅(くりこまえき)は、宮城県栗原市栗駒岩ケ崎にあったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅。2007年、路線の廃止に伴い廃駅となった。2005年に合併でなくなった栗駒町の中心駅で、駅の名は町の名からとられた。
 S栗駒駅構造は島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎はホーム北側にあり、入口はこの一箇所。ホームとの行き来には線路を歩いて横切った。末期まで直営駅で、窓口では当社線ほか、ミヤコーバスの乗車券も発売していた。ミヤコーバス栗駒営業所(←宮交栗原バス本社営業所←宮城交通栗駒営業所←宮城中央交通岩ヶ崎営業所)が併設されていたが、2008年7月末で廃止となった。
Sくりはら田園鉄道、栗駒駅 - 栗原田町駅間の廃線跡。
@くりはら田園鉄道、栗駒駅 - 栗原田町駅間の廃線跡。
@くりはら田園鉄道、栗駒駅 - 栗原田町駅間の廃線跡。
@くりはら田園鉄道、栗駒駅 - 栗原田町駅間の三迫川の橋梁跡。
Aくりはら田園鉄道、栗駒駅 - 栗原田町駅間の橋梁跡。
 A栗原田町駅(くりはらたまちえき)は、宮城県栗原市栗駒中野にあったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅。2007年、路線の廃止に伴い廃駅となった。駅構造 は単式ホーム1面1線を有する地上駅。くりはら田園鉄道線の他の駅同様、改札はなかった。ホームと同じ南東側に木造一階の駅舎があって、待合室として使われており、外に公衆便所があった。無人駅。現在の駅跡は何も無い。左写真。
Bくりはら田園鉄道、栗原田町駅 - 尾松駅間の廃線跡。
C栗原田町駅 - 尾松駅間の廃線跡。 C軽便鉄道時代の赤坂山トンネルが右に見える。
C軽便鉄道時代の赤坂山トンネル。 C栗原田町駅 - 尾松駅間の廃線跡。
Cくりはら田園鉄道、栗原田町駅 - 尾松駅間の廃線跡。右写真19キロポスト。
 C軽便鉄道だった栗原鉄道時代はこの丘陵をトンネル(赤坂山トンネル)によって通過していたが、昭和30年の改軌時に切り通しにより越える方法に変更し、廃止を迎えた。駅ホームの山側の雑木の中にトンネル坑口跡を望むことができる。
C軽便鉄道時代の赤坂山トンネル。
 D尾松駅(おまつえき)は、宮城県栗原市栗駒稲屋敷にあったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅である。2007年、路線の廃止に伴い廃駅となった。
 D尾松駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホーム上に小さな待合室があった。改札口、切符売り場、公衆便所はなかった。乗客は踏切横の細い道を歩き、低い坂をのぼってホームに上がった。無人駅であった。現在の駅跡は何も無い。
Eくりはら田園鉄道、尾松駅 - 鶯沢駅間の橋台跡。
E手前の橋台は軽便鉄道時代の橋台。 F尾松駅 - 鶯沢駅間の廃線跡。
Fくりはら田園鉄道、尾松駅 - 鶯沢駅間の橋梁跡。
Gくりはら田園鉄道、尾松駅 - 鶯沢駅間の橋梁跡。
 G鶯沢駅(うぐいすざわえき)は、宮城県栗原市鶯沢にあったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅。2007年、路線の廃止に伴い廃駅となった。旧鶯沢町の市街にあった。駅構造は末期、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、線路の南にあった。小さなホームに小さな待合室が一つ、ホームから少し離れたところに公衆便所が一つ置かれていた。駅の入り口には改札口も柵もなく、駅前の空き地から低い坂でプラットホームにつながっていた。元は相対式2面2線の駅であり、古いホームが残っているほか、貨物用と思われるホーム跡もあった。無人駅。
Gくりはら田園鉄道、鶯沢駅 - 鶯沢工業高校前駅間の橋梁跡。
Hくりはら田園鉄道、鶯沢駅 - 鶯沢工業高校前駅間の廃線跡。
 I鶯沢工業高校前駅(うぐいすざわこうぎょうこうこうまええき)は、宮城県栗原市鶯沢にあったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅である。2007年、路線の廃止に伴い廃駅となった。駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。無人駅で改札・切符売り場等はないが、公衆便所はあった。駅の北にホームがあり、そちらが出入口であった。
Jくりはら田園鉄道、鶯沢工業高校前駅 - 細倉マインパーク前駅間の廃線跡。
J秋法隧道の手前は切り通しになっている。 J秋法隧道の中には入れに様になっている。
Jくりはら田園鉄道には珍しく隧道に名盤が掲げられていた。秋法隧道。
J秋法隧道の細倉マインパーク前駅側。
Jくりはら田園鉄道、鶯沢工業高校前駅 - 細倉マインパーク前駅間の廃線跡。右写真24と1/2キロポスト。
Kくりはら田園鉄道、鶯沢工業高校前駅 - 細倉マインパーク前駅間の廃線跡。右写真25と1/2キロポスト。
 K旧細倉駅は廃止前は1面3線(旅客ホームは1線のみ)で、廃止後は本線のみ使用され、旅客ホームは横取線として当駅側のポイントが残されていた。駅舎は会社の事務所として使用され、駅名標も残っていたが、現在は更地となりホームが残っているだけである。左写真。
 L細倉マインパーク前駅(ほそくらマインパークまええき)は、宮城県栗原市鶯沢にあったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅である。2007年、路線の廃止に伴い廃駅となった。
 L細倉マインパーク前駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。斜面にあり、駅舎から少し降りたところにホームがあり、夜間滞泊も設定されていた。なお廃止後、ホームの駅名表は撤去されたものの、末期の姿をほぼそのままの形で残っている(ただし駅舎は閉鎖)。
LED202と、貨車ワフ71。 L乗って残そう栗原電鉄の看板が虚しい。
L電気機関車ED202と、木造の有蓋緩急貨車ワフ71が保存されている。
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