更新日時 2017年07月20日

廃線探索 豆相鉄道旧三島駅-三島広小路
 豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅:東海道本線から伊豆半島中部温泉地への便を図る目的で、沼津から大仁に至る「豆相鉄道」(伊豆箱根鉄道駿豆線の前身)の計画が立てられた。その話を聞いた三島町では土地の無償提供まで行って誘致を行い、三島町を経由して長泉村で東海道線と接続するように計画を変更させた。これが功を奏し、東海道線が開通した9年後に豆相鉄道線の分岐駅として、ようやく現在の下土狩駅である初代三島駅が設置されたのである。その後、丹那トンネルを開削し、勾配のきつい御殿場経由から熱海経由に東海道本線のルートを変更させようという計画が発表された。三島町ではその話を聞くや明治時代の二の舞は起こすまいと、当初丹那トンネルの出口に当たる函南から直線ルートで沼津まで抜け、三島市街を通過せずその南を通るルートが取られる予定であったのを、当時の鉄道院総裁であった後藤新平の元へ三島町長が直接請求をするなど当初から積極的な誘致を行い、市街北部を通過させる計画に変更させ、現在地に新しい三島駅を開設させた。それに合わせて以前の三島駅を下土狩駅に改称し、豆相鉄道改めた駿豆鉄道の起点も新しい三島駅に変更された。1898年(明治31年) 5月20日:豆相鉄道三島町(現・三島田町) - 南条(現・伊豆長岡)間開業。1898年(明治31年) 6月15日:三島(現・御殿場線下土狩駅) - 三島町間開業。
豆相鉄道
旧三島駅(現・御殿場線下土狩駅)-三島広小路駅
@豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
A豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
B豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
C豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
D豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
E豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
F豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
G豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
H豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
I豆相鉄道旧三島駅-三島広小路駅間の廃線跡。
 J下土狩駅(しもとがりえき)は、静岡県駿東郡長泉町下土狩にある、東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線の駅である。駅の開業は、御殿場線が東海道本線の一部であった1898年(明治31年)6月である。当時の駅名は三島駅(みしまえき)であり、当駅まで延伸された豆相鉄道(伊豆箱根鉄道駿豆線の前身)との乗換駅として賑わった。1934年(昭和9年)10月に下土狩駅に改称され、1934年12月には熱海 - 沼津間の新線開業に伴って2代目三島駅が開業、駿豆線は下土狩駅乗り入れを止め2代目三島駅に起点を変更した。これ以降、当駅は御殿場線の一中間駅となっている。
 J下土狩駅構造は島式ホーム1面2線を有する地上駅。南北に伸びるホームの東側が1番線、西側が2番線であり、沼津方面へ向かう下り列車は1番線を、御殿場方面へ向かう上り列車は2番線を使用する。1番線の東側には、ホームのない側線が数本ある。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『長泉町』を掲載」