更新日時 2013年08月25日

 東京総合車両センターは、東京都品川区にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地・車両工場である。同社東京支社の管轄。車両基地の山手電車区と車両工場の大井工場が合併して発足した。車両基地部分(旧・山手電車区)は東エリアと呼ばれる。(運転系統としての)山手線で使用されるすべての電車および試験車・事業用車が配置され、日夜定期検査や臨時修繕などが行われている。地理的には旧大井工場の東側に位置し、東側は東海道本線に、南側は東急大井町線大井町駅に隣接している。大崎駅から入出区線により連絡している。車両工場部分(旧・大井工場)は西エリアと呼ばれる。国鉄時代から、東京地区の電車を専門に、検修・改造などを行っている。構内には御料車庫があり、歴代の皇室用客車が保管されている。また、各種旧型車両も保管されている。現在、東京総合車両センターでは新系列車両(209系・E231系・E233系など)の大部分の検査を受け持っており、設備はこれらの車両のメンテナンスに最適な設備を有している。また、新系列車両は耐久性や耐摩耗性に優れていることから、新保全体系と称する従来の検査体系を簡略化した(各機器毎に検査周期を適正化した)検査体系を実施している。西エリア内の最も西側には1997年(平成9年)11月に完成した「新系列車両検修西棟」が、東側には2004年(平成16年)12月に完成した「新系列車両検修東棟」が設けられている。これらの検修棟は各車両を1両ごとに分割することなく5両単位(西棟)または10両単位(東棟)とした在姿状態で台車や屋根上機器などの検査が可能な設備となっており、新系列車両を効率的に検査が行えるような設備となっている。
 @開場30分前に到着したが、既に500mほど並んでいる。開場が予定より15分ほど早く始まったようで、入場の列はどんどん移動して行ったが、私が帰る11時半頃も同じぐらい並んでいた。
A東日本旅客鉄道株式会社 東京総合車両センターの正門。
 Aクハ901-1号車:JR東日本では、会社発足当初より「寿命半分、重量半分、価格半分」のコンセプトの元、メンテナンスフリー化や軽量化の推進、汎用部品採用などによるライフサイクルコストの低減、環境負荷の低減を目指し、次世代通勤電車の開発に着手、1992年(平成4年)量産先行車として901系を製作した。901系は異なる仕様の3編成を製作し、比較検討を経て、量産車として209系を製作した。その後、近郊型のE217系、TIMS(列車情報制御装置)を採用したE231系、信頼度を一層向上したE233系へと発展し、新系列車両としてJR東日本の主力車両となっている。新系列車両は、従来車両の半分以下のエネルギー消費量で走行可能、CO2排出量削減に大きく寄与している。また新保全体系という新たなメンテナンス体系が適用され、ライフサイクルコストの低減を実現した。東京総合車両センターは、新系列車両のメンテナンスに関する中心的役割(マザーベース)を担っている。
A音楽隊も出迎えてくれます。 A東京総合車両センター開設記念碑。
A無災害記録日数。意外と事故が多いようだ。 A同像?
A東京総合車両センターの社員食堂です。この日は生ビールも売っていました。
B台車を外してメンテナンスをしている。
CPS28A形パンタグラフ。(209系直流電車用) C従来型パンタグラフ。(直流1500V)
C除湿装置。D20TH、D16TH。 C電動空気圧縮機(MH3075A-C2000)
Cスクリューポンプの心臓部。 C209系・E217系用コンプレッサー。
CE231系用コンプレッサー。 CE233系用コンプレッサー。
D東京総合車両センター中央通路。
E車体上げ下ろし場。
F軸ばね置場(M車用)
G車体科ノントラ置場。この重要機械の銘板は私の機関車にも着いています。
H旧国鉄の時計は定番ですね。 Hこんな壊れた銘板も売れるの?
H銘板類です。 H電車(機関車)のパーツ類です。
H部品販売ではサボや色々な電車(機関車)のパーツを売っています。
H小型のターンテーブルがあった。 I軌陸車の高所作業車。
Iたくさんの新品の車輪が置かれていた。 J乗車体験の電車。
K車輪のカットモデル。 K車輪
K立体自動倉庫。 K台車
K空気バネ。 Kユニットブレーキ(カットモデル)
LMT55形主電動機のカットモデル。 LMT55形主電動機。
LMT68形主電動機のカットモデル。 LMT68形主電動機。
LMT73形主電動機のカットモデル。 LMT73形主電動機。
L検査中のモーター。 LMT73形主電動機。
Lスイカペンギンの神社。 Lご当地顔出しパネル。
LMT65主な使用ボルト。
M屋根上のクーラー。 M台車周りのパーツ?
M台車関係? Mテスト用ウエイト。
M工具類もきっちりと整理され、5Sが徹底されている。さすがISO14001を取得している。
Nプレス機で手作りストラップの実演。
Nヘッドマークの展示。
 O逗子跨線橋:旧逗子跨線橋は、逗子駅のバリアフリー化工事の完成により不要となり、平成19年9月に撤去しました。当時の資料によれば、建設は明治32年で、国府津保線事務所長から工事伺いが出され逓信省の鉄道局長、鉄道作業局長を通じて次官大臣の決裁を受け、工期50日、工事費3,238円40銭で下り線ホームの待合室、上り線ホーム跨線橋口と本屋間の接続部分の上屋も含めて建設されました。この跨線橋の構造は、錬鉄、鋼鉄を使用したスパン35ft、11in。1/2(10.96m)のラチス桁で屋根は鉄板葺き、階段と通路は板張り、ガラス入りの明かり取り窓が配置してありました。柱は鋳鉄製で、柱下部の刻印のとおり、当時の逓信省鉄道作業局新橋工場で製作されたものを使用しました。新橋工場で製作された跨線橋の柱としては、現時点で日本最古のものであり、建設時から撤去まで、同一駅で使用され続けた跨線橋としても日本最古のものです。
PEF65 501。 P訓練車。
P国鉄205系電車。
Q入替用ディーゼル機関車。 QJR東日本E231系電車。
QJR東日本E231系電車。
R東京総合車両センターのトラバーサー。
S移動機用のアントはタイヤが着いていて横移動が出来るようだ。
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東京総合車両センター 夏休みフェア2013