伊豆最古の隧道 柏隧道探索-2

更新日時 2008年12月27日

 柏峠道は、江戸時代以前より伊東と中伊豆、三島方面をつなぐ交通の要街路であった。 しかしながら、地形的に険しいこの峠越えはつねに人々を悩まし続けた。そして明治15年、伊東村柏氏の企画のもと、伊東、冷川両村有志によって、柏トンネルが開通した。柏峠 往古より、大見・狩野地域から江戸へとの物資や文化の交流は、この峠を越えて伊東の港からであった。地形的に険阻なこの峠越えは、「極難の道」といわれ人々を悩ましてきた。明治15年、峠下の断崖を刳りぬいて隧道を造り、新道を設けることに成功したのである。まさに千天の慈雨といえるものであった。昭和33年伊豆半島全域に豪雨災害をもたらした狩野川台風が伊東側の隧道入口を破壊し現在に至っている。
8:20 伊東駅到着  8:25 途中に温泉のお湯で暖かい場所にニャーが・・・
@ 8:27 小川橋に到着。ここから再度リベンジ A 8:33 前回は右の方向川沿いの道へ。
今回はハトヤホテル方面左のルートで探索。
B 8:43 伊東の海が見える。 B 8:43 ハトヤホテル裏の道を行く。
C 8:48 ハトヤホテル正面側のルートと合流 D 8:50 左の門は伊東市水道部
E 9:05 太平の森ハイキングコース 別ルート入口 太平の森ハイキングコース地図参照
F 9:12 県道からのルートと合流
G 9:19 丸善ランド入口 H 9:29 丸善ランド区画案内図
I 9:43 丸善ランドからの合流点 J 9:47 馬場の平の分岐点
J 9:48 大平の森ハイキングコース看板 J 9:49 右側の道へ
J 9:50 土道を行く K 9:51 右側に案内看板
K 9:51 大平の森ハイキングコース看板 K 9:55 直進馬場の平。右柏隧道へ
 K 9:56 馬場の平への石仏
 「お乳女(おちいじょ)観音」出産後母親を無くした乳児のために、大見村の女性がこの峠を越え毎日乳を与えに伊東まで通っていた。ある雪の降りしきる晩、いつものように乳を与えた後、家人の止めるのも聞かずに帰途についたお乳女は雪深いこのあたりで力尽き亡くなったと伝えられる。
 L 10:00 馬場の平 山頂からは、北西方向に富士山を望み、東に相模湾・遠くに房総半島・南に大室山や天城連峰を望み、眼下には伊東市外が一望できる景勝の地ある。
 柏峠越えの古道が通り数々の伝承が伝えられている。「天狗の詫び証文」は有名な話で仏現寺に天狗が書いたと伝えられる巻物が残されている。「お乳女(おちいじょ)観音」・「座頭ころがし」の悲惨な話も伝えられる。
L 10:04 馬場の平
K 10:13 大平の森ハイキングコース看板 K 10:14 倒木が行く手を阻む
10:14 ハイキングコースの道としてはまあまだ 10:16 トトロの森の様な木々のトンネル
M 10:23 大平の森ハイキングコース看板
M10:23 東伊豆線32号に至る M10:23 大平の森ハイキングコース看板
N 10:28 鉄塔脇を通過 N 10:29 東伊豆線32号に至る
O 10:32 柏峠の看板類 O 10:32 大平の森ハイキングコース看板
 O柏峠道は、江戸時代以前より伊東と中伊豆、三島方面をつなぐ交通の要街路であった。
 伊東からは主に魚を背負い、中伊豆方面へ、また、中伊豆、湯ヶ島からは天城の御用炭、その他の産物を、この峠を越え、伊東の港から、江戸へ送った。(当時の峠道は少し北)
 しかしながら、地形的に険しいこの峠越えはつねに人々を悩ましつづけた。そして明治15年、伊東村柏氏の企画のもと、伊東、冷川両村有志によって、柏トンネルが開通した。この真下である。以後、ここを柏峠という。
 この歴史的な峠道も、明治39年、新しい県道が開通すると、しだいに廃れていった。
 「天狗の託証文」・「松月院の宝印」・・「柏峠の黒曜石」など、いくつかの史跡、伝説が残されている。
P 10:36 石碑が何とも言えない・・・ 昔は峠越えは苦労が有ったのであろう
P 10:36遂に隧道発見 P 10:37 川口探検隊が突入
P 10:37 入口は石造りの様だ・・・ P 10:38 入口の光景
P 10:39 空気が流れていない閉塞しているようだ P 10:39 奥は湿度が高く暖かい。ミスト状の霧が
P 10:40 ガビが生えている P 10:40 30m程で行き止まりだ!
P 10:40 ぎょえー大量のコウモリが・・・気持ち悪いので撤収 ピュー〜
10:44 道には見えないが・・・ 10:46 山を下って行く
10:47 東伊豆線32号に至る 10:48 砂防ダム 平成2年度 治山(復旧)工事
10:49 砂防ダムが幾つかあるが地図には・・・ 10:52 国土地理院の地図にも出ていない道
Q 10:53 柏隧道への分岐点 特に表示がないので冷川側から来る場合は注意
10:57 R 11:00 県道12号線との分岐点
 R 柏峠 往古より、大見・狩野地域から江戸へとの物資や文化の交流は、この峠を越えて伊東の港からであった。地形的に険阻なこの峠越えは、「極難の道」といわれ人々を悩ましてきた。
 明治15年、峠下の断崖を刳りぬいて隧道を造り、新道を設けることに成功したのである。まさに千天の慈雨といえるものであった。
 しかし、この通路も明治39年、新しい県道が開通すると、しだいに古い歴史をもつ柏峠越えは廃れていった。
 また、この峠にはいくつかの史跡・伝説が残されていて、その主な物は、「天狗の託証文」・「柏峠の宝印塚」・「馬場平の石仏群」・「おちい観音物語」・「柏峠の黒曜石」などがある。
R 11:01 林道平野線看板 R 11:01 伊東近道石碑
R 11:01 冷川峠(柏峠) R 11:01 石碑
11:03 伊東まで9.8Km S 11:13 冷川峠バス停
S 11:13 冷川峠 11:29 環境美化センター脇の水準点
11:42 本田技研 伊東研修センター入口 11:49 伊豆半島の眺望
12:04 光明寺 12:05 光明寺
12:18 伊東駅行きのバス 12:29 南伊東駅眺望
12:43 伊東駅−南伊東駅間の水道山隧道 12:51 昭和24年4月竣工
↓太平の森ハイキングコース地図↓(下記地図は保存すれば大型の地図になる)
http://www.izunet.jp/asobu/warking-map/it-007.htm
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