更新日時 2014年04月02日

廃線探索(未成線) 岩日北線
 岩日北線:旧岩日線のうち、錦町駅以北の区間については日本鉄道建設公団が岩日北線として1967年11月19日から建設が行われていたが、同駅以南の特定地方交通線指定に伴って建設が凍結された。建設中だった錦町 - 日原間のうち錦町から六日市までの区間は大半の路盤が完成していた。この路盤の有効活用策として、旧錦町により錦町駅から雙津峡温泉近くの周防深川付近までを「岩日北線記念公園」として整備、2002年からタイヤ付き遊覧車(愛称:とことこトレイン)が運行されている。錦町駅すぐ北の広瀬トンネル内は蛍光石とブラックライトを用いたイルミネーションが施され、「きらら夢トンネル」の名称がつけられている。なお、この遊覧車の運行は、旧錦町(現・岩国市錦総合支所)から錦川鉄道への委託によるものであるが、鉄道事業法に基づく鉄道事業ではなく園路内を走行する遊具として運行されている。運行期間は3月から11月の土日祝日と、春休み・夏休み中のみ(団体客向けには随時運行)。周防深川駅 - 高根口駅間にある第三須川トンネルは、現在防災科学技術研究所の錦地震観測施設として活用されている。六日市駅付近は六日市温泉「ゆらら」が建設されており、六日市トンネル(高根口 - 六日市間)から六日市温泉にかけては遊歩道として整備されている。
岩日北線(未成区間)
錦町駅 - 出市駅 - 周防深川駅 - 下須川駅 - 高根口駅 - 六日市駅 - 七日市駅 - 柿木駅 - 日原駅
@錦町駅(にしきちょうえき)は、山口県岩国市錦町広瀬にある錦川鉄道錦川清流線の駅。
 @錦町駅構造は1面1線の単線駅(夜間滞泊可能)。駅の目の前で分岐するポイントは、車庫につながっている。当初、六日市・日原方面に延長された際にはカーブするように改良する予定であった。駅舎には錦川鉄道株式会社の本社があり、駅員配置駅となっている。また駅舎内には自動券売機も設置されており、近距離ならJR西日本線との連絡きっぷの発券も可能。駅併設の車庫に隣接する形でタイヤ付き遊覧車とことこトレインの錦町駅がある。
@錦町駅併設の車庫に隣接する形でタイヤ付き遊覧車とことこトレインの錦町駅がある。
@とことこトレインの錦町駅。この日は3月の運航開始前の試運転日で試運転後にトンネルは閉鎖。
 @初代は山口きらら博会場で使われていたトヨタL&F製トーイングトラクター2TG LPG改造車の牽引車とトモエ電機工業製造の客車(被牽引車)3両の計4両編成からなるタイヤ付き遊覧車。2編成を保有していた。2009年(平成21年)9月に2代目車両に置き換えられた。2代目は愛知万博会場でグローバル・トラムとして使用された電気自動車。佐野車輌製作所製。万博閉幕後三重県のナガシマスパーランドで使用されていたものを購入。動力車(牽引車)1両と客車2両(被牽引車)からなる3両編成で、2編成を保有する。錦川鉄道では公募で決定したテントウムシをイメージしたデザインとなり、2009年(平成21年)9月19日より初代車両に代わって運行を開始した。
A岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
B岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
C岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
D岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
E岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
F岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。道念隧道。
F岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
G岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
H岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
I岩日北線の廃線(未成線)跡。とことこトレインの軌道に転用されている。
I岩日北線の廃線(未成線)跡。雙津峡温泉駅(周防深川駅跡)
I岩日北線の廃線(未成線)跡。雙津峡温泉駅(周防深川駅跡)より先の廃線跡。
J岩日北線の廃線(未成線)の防深川駅 - 下須川駅の廃線跡。
K岩日北線の廃線(未成線)の防深川駅 - 下須川駅の廃線跡。
L岩日北線の廃線(未成線)の防深川駅 - 下須川駅の廃線跡。
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