廃線探索 西武安比奈線

更新日時 2010年03月13日

 安比奈線は、埼玉県川越市の南大塚駅から同市内入間川沿いの安比奈駅へと至る西武鉄道の貨物線である。1967年(昭和42年)から、長らく休止されたままとなっている。あくまでも「休止中」であって廃止ではないが、周囲の道路の橋脚が建築限界を侵食して建設されていたり、線路が寸断されている個所も多数存在していたりと、現状では列車の運転は不可能であり、実質的には廃止状態である。書籍などによっては「廃線」とされているものもある。現在、当路線を整備して西武新宿線の新車両基地を設置する計画がある。これは過去に一度は頓挫したものの、再び、細々とではあるが設置に向けて動き出している。なお、当路線が延びている入間川の対岸には安比奈新田(あいなしんでん)という地名があるが、安比奈線の安比奈の読みは「あひな」である。入間川で採取した砂利の運搬を目的として1925年(大正15年)2月15日に開業した。入間川での川砂利の採取が1967年(昭和42年)に禁止され、当路線は休止された。一時期、西武鉄道の貨車の留置・解体に使われたこともあったが、路線としては復活も廃止もされることがなく、休止されたままとなっている。
西武南大塚駅。 西武南大塚駅から国道16号線へ。
国道16号線手前。 国道16号線は完全にレールが埋まっている。
16号線から数メートル地点。 レールが埋まっている。
近所の人が勝手に色々な物を置いている。 古ぼけた橋を渡りました。
この橋も渡りました。 林の中の線路。
この橋も渡りました。 木々からかなり前に廃線になった事が伺える。
橋で線路が途切れている。 橋の反対側に廻るとまだ線路が続いている。
林の中に線路が突入している。 林の後ろにもまだ線路が続いている。
車止め。 河川敷内に操車場跡地が有る。
採石工場以前はこの採石を運搬していたのだろう。 西武建材安比奈工場。
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