更新日時 2014年12月06日

 第2海軍火薬廠専用線:平塚駅から第二海軍火薬廠専用線が伸びていた。平塚駅構内北側を西へ出てすぐに北進して築堤で追分へ向かう通称第二海軍火薬廠線で、廃止後は市内の開発により築堤を失い、駅から旧東海道付近のみが市道・錦町1号線として再利用されている。1898年(明治31年)5月15日専用線の供用を開始する。第二海軍火薬廠は神奈川県旧平塚市・中郡大野町にまたがる約38万坪の敷地に存在した、大日本帝国海軍の兵器に使用する爆薬・火薬を製造していた海軍省直属の兵器工場(工廠)。現在、この地には横浜ゴム平塚製造所が存在している。跡地には正門門柱・奉安殿・地下壕入口・貨車引込線・鉄筋コンクリート建屋など一部現存する。平塚駅は構内南側から分岐して本線南側に沿って東進、相模川の川岸で急カーブを描いて南北に分岐する線形で、南側は久領堤の横須賀海軍工廠造機部平塚分工場へ、北側は天沼の日本国際航空工業へ向かっていた。これらは戦後も民間利用が続き、南側は東洋工機平塚工場、北側は日産車体湘南工場をはじめ、横浜ゴム平塚製造所や相模石油平塚油槽所専用線が途中から分岐していた。その他、駅周辺のセントラル石油瓦斯系のセントラルガス湘南営業所や日本たばこ産業平塚工場へ続く専用線もあった。
第二海軍火薬廠専用線
平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅
 @平塚駅(ひらつかえき)は、神奈川県平塚市宝町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東海道本線の駅である。
 @平塚駅構造は島式ホーム2面4線を持つ地上駅。東口と西口の橋上駅舎を有している。東口が中央口にあたり、駅ビルは北口に「ラスカ」、南口に「エキスト」がある。西口は駅舎と改札口のみ。自動改札機・自動券売機・指定席券売機・みどりの窓口(東口・営業時間 6:30〜21:00)設置の直営駅である。
A第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間の廃線跡。この辺から分岐していた。
B第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間の廃線跡。ここから先カーブの線形が残る。
C第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間の廃線跡。
C東海道五十三次 平塚宿の江戸見附跡。
D第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間の廃線跡。
E第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間の廃線跡。見付町公園。
F第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間の廃線跡。横浜ゴム平塚工場正門付近。
 F海軍火薬廠跡:ここを正面に四十余万坪の地は海軍火薬廠の跡である。同廠は明治三十八年日本政府と英国アームストロング、ノーベル、ヴィッカースの3社によって設立された日本爆発物製造株式会社平塚製造所を前身とする。1919年(大正8年)4月 「海軍火薬廠令」に基づき日本海軍により買収され、「海軍火薬廠」発足。昭和20年まで日本海軍の火薬技術の中心として、数多い功績を残すと共に、平塚市の発展と文化に多大な貢献をしたところである。
G第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間?の廃線跡。痕跡は残っていない。
H平塚市総合公園のオブジェ。右写真はスケルトンザウルス。
H第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間?の廃線跡。
H平塚市総合公園は猫が多くいました。
I第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間?の廃線跡。
J第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間?の廃線跡。
K第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間?の廃線跡。この先は第一三共平塚工場内。
L第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間?の廃線跡。
M第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間?の廃線跡。
N第二海軍火薬廠専用線の平塚駅 - 第二海軍火薬廠駅間?の廃線跡。
O第二海軍火薬廠専用線の第二海軍火薬廠駅?跡。川沿いにも工場が有った?
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廃線探索 第二海軍火薬廠専用線